インフルエンザになってもう5日!まだ熱が下がらないのはやばい!?

 

 

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毎年冬になると出される、

インフルエンザの流行宣言。

 

普通の風邪とは違い、

かかると高熱が出たり

身体のあちこちが痛くなったり…

 

と厄介なインフルエンザ。

 

もしも熱が長引いたら?

 

今回は、インフルエンザが長引いた場合、

考えられる病気や対処法を調べてみました。

 

 

インフルエンザの症状と経過

 

 

インフルエンザの症状は、

1~3日の潜伏期間のあと

寒気のある高熱が急に出ることが多いようです。

 

同時に全身をだるさが襲い、

頭痛や関節痛がしたり、

鼻やのどが炎症を起こし、

 

ときには吐き気や嘔吐・下痢など

お腹にも症状が出ます。

 

「ひどい風邪」という感じですね。

 

経過としては、合併症にならない限り

熱は3~5日ほどで下がり

1週間から10日くらいで回復するようです。

 

完全に回復するまでに

10日もかかるものなんですね!

 

 

熱を効率よく下げる方法

 

 

インフルエンザは「鼻やのどがおかしいな?」

と思う普通の風邪とは違い、

いきなりの高熱から始まることが多いです。

 

横になっていてもしんどい高い熱を

効率よく下げる方法はあるのでしょうか?

 

熱は身体が侵入してきたウィルスなどを

退治するために体温を上げたときに出ます。

 

身体を熱くすることによって

病原菌をやっつける、免疫の作用です。

 

ですので、熱を下げるタイミングにもコツがあって、

そのタイミングを逃して

ひたすら下げようとすると

かえって熱が長引いてしまうこともあります。

 

そのタイミングの見極め方は、

「寒いか、熱いか」ということ。

 

熱の出始めは身体が

一生懸命病原菌と闘うために体温を上げます。

 

「寒気がする、熱が出てきたかな」というところ。

 

ここで無理に体を冷やしても熱は下がりません。

 

「冷やしてるのにさっぱり熱が下がらない」

という方は熱の出始めから冷やしていませんか?

 

このときは免疫が優位になる体温まで

ぐーっと熱を上げようとするので、

冷やすのではなく逆に温めてあげましょう。

 

ポイントは「手足が冷たいときは

熱が上がりきっていないから温めてあげる」こと。

 

これは病院の看護師さんから聞いた話です。

熱が上がりきらないうちは、

38度でも39度でも手足が冷たいそうです。

 

寒気がして熱が上がってきたので身体を温めた。

 

その後しばらくすると

今度は身体が燃えるように

熱くなってきたりします。

 

寒気がおさまり、

汗が出てくるくらい身体が温まれば

それは熱が上がりきったサイン

 

そうなったら今度は体温を下げるタイミング。

冷やしてあげましょう。

 

このとき、太い血管やリンパ管の集まる

首やわきの下・足の付け根

などを冷やしてあげると、

 

冷やされた血液やリンパ液が身体に回り

熱が下がりやすくなります。

 

 

 

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もし汗をかいていたら、

下着などが冷えないうちに着替えましょう。

熱が下がらないと体力が落ちて

余計に治りにくくなります。

 

「寒いときは温める、熱くなったら冷やす」

で効率よく熱を下げて早く回復したいものですね。

 

 

熱が下がったあとにも気を付けるべきこと

 

 

インフルエンザは熱が下がっても

まだ感染力を失いません。

 

「発症してから5日経過かつ

熱が下がってから2日経過」

しないと登校・出勤はできません。

 

「熱が下がったから」と

すぐに通常の生活をしては

他の人にうつしてしまい、

インフルエンザの流行を

止めることができなくなるためです。

 

どうしても長く仕事を休めないときなどは

周りにうつしてしまわないように

マスクをしたりこまめに

手洗いをするなど配慮が必要です。

 

またインフルエンザは

合併症を引き起こすこともあります。

 

「インフルエンザ脳炎・脳症」

「ライ症候群」は子供に多いものの、

大人も油断できません。

 

その他「肺炎」「中耳炎」も多いのですが、

この場合はたいてい熱が長引きます。

 

熱が下がった後も引きずる症状としては、

「副鼻腔炎」「咽頭炎」「結膜炎」などがあり、

それぞれの器官に炎症や痛みが出たりします。

 

熱が下がっても鼻が詰まって痛いときや

のどの痛みが治らない、

目がかゆいなどがあれば

一度受診した方がよさそうです。

 

そのほか病気ではありませんが、

熱が下がったり体調がよくなっても

医師から処方された薬、

特に抗生物質は日数分

きちんと飲みきることが大切です。

 

抗生物質を飲みきらないと

完全に菌やウィルスを退治できないどころか、

抗生剤に耐性のある新種の菌やウィルスを

作ってしまいかねないのです。

 

この耐性をもった菌やウィルスは

重症化しやすくなったりするので、

せめて自分の身体の中のウィルスくらいは

しっかりと退治しておきたいものです。

 

 

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