地震保険は本当に必要？保険の必要性の有無とその理由
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東北大震災以降注目されているのが地震保険。
しかし、今現在加入している世帯は
３０％ほどといいます。
意外と知られていない
地震保険とはどういった補償があるのか、
また住んでいるお家によって違いがあるのか。
地震保険の必要性を調べてみましょう。
ほんとうに地震保険は必要か？
地震保険は必要か、と聞かれれば
それは「必要です」と答えます。
ですがそれは、「備えあれば憂いなし」
という意味合いになります。
地震などの災害で被災者となったとき、
国から支給される「被災者生活再建支援制度」
というものがあります。
被災した人に当面の生活費として
最大300万円が支給されます。
これは地震保険加入の有無に関係なく
支給されるものです。
被害がそれほど大きくなければ
しばらくは何とかできそうな金額ですね。
しかし、家が住めなくなるほどの
被害を負ったらどうでしょう。
300万円ではなかなか修繕しきれないと思います。
「被災者生活再建支援制度」は被害の復旧ではなく、
被災者の生活のための支援金なのです。
例えば地震での損害額が
1,000万円に上ったとしましょう。
「被災者生活再建支援制度」のみだと
支給される300万円以外の
残り700万円は自己負担になります。
実際は生活や住居の問題もありますから、
それ以上に費用はかかることになります。
しかし地震保険に入っていると
その保険金は「火災保険の契約金額の最大50％」になります。
つまり、火災保険の保険金2,000万円のものに
地震保険を付加していると
その保険金は最大1,000万円を
受け取ることができるわけです。
被害程度によっては、
保険金で損害をまかなえて
被災者生活再建支援制度の300万円を
まるまる生活費に充てたり、
ローンの支払いに回せたりします。
地震保険の必要性
では、地震保険に加入した方がいいケースとは
どういう場合でしょうか。
地震保険の補償は、
建物と家財の2種類があります。
住宅ローンの支払いの大部分が残っていたり
金額がまだ大きいという場合は建物に加入しておくべきです。
被災した場合、
生活費や新居の家賃を払いながら
残った住宅ローンを払わなければなくなるかもしれません。
とても経済的な負担になりますね。
地震保険に加入しておけば
その負担が少しか減ることになるのです。
また、家のローンは払い終わっていても
資産的価値のある家財をお持ちの方もいますね。
そのときは家財にも加入しておくと
万が一の時も全額ではありませんが
保険金を受け取ることができます。
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実際のところ
半損以上の住宅というものは
なかなか住めるものではありません。
本震で半壊でも
余震で倒壊した事例もたくさんあります。
住まいは生活の基盤になります。
また、生活をするためにはお金が必要になります。
火災保険では地震で受けた被害は補償されません。
それらのことを考えると、
地震保険は必要なものになりますね。
おすすめの保険会社とその理由
★AIU保険
地震保険は、実際のところ
火災保険の特約という形で加入することになります。
ですので、その補償内容には
「うちには必要ないものがある」なんてこともしばしば。
この保険会社では、
特約を一つ一つ選んで付けられる商品があります。
細かな割引プランがあるのもおすすめの一つ。
家族全員がノンスモーカーなだけで割り引かれる
「ノンスモーカー割引」のようなものまであるそうです。
★損保ジャパン
こちらの会社は
補償を充実したい方におすすめです。
大手保険会社というのは安心感もありますね。
オール電化住宅のメーカー保証終了後の
補償を確保できる特約もあります。
また、地震保険の補償を増額することもできます。
保険料は上がりますが、
通常火災保険の契約金額の50％に
上乗せをすることができます。
その他に火災保険の保険金額と同額まで
補償を引き上げられます。
2世帯住宅など大き目の住宅にはありがたい補償ですね。
★朝日火災
中古住宅や築年数の比較的古い住宅に
住んでいる方におすすめの地震保険があります。
古い住宅や木造住宅は
地震の際に被害が大きくなりがちです。
するとその分、保険料も高めになってしまいます。
ですが、この保険は無駄な特約などを省き
比較的保険料が安めになっています。
古い住宅でも加入しやすい、というのもメリットですね。
地震や自然災害はいつ起こるかわかりません。
起こってみてから初めて気づく危険もあります。
家や家族を守るために
地震保険を検討する必要もあるかも知れませんね。
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