日本に来たら一度は見ておきたい!国宝に選ばれている城一覧!

 

 

 

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年々外国人観光客が増えている日本には、

誇れる観光名所がいくつもあります。

 

中でも日本独特の感覚で造られた城は

見どころが満載です。

 

そんな日本の城、

どういったところに

見どころがあるのでしょうか?

 

 

国宝とは?

 

「国宝」とは、

日本に存在する文化財の中で、

法律に従って国が指定した、

特に価値が高いとされるものです。

 

文字通り「国の宝」として

大事に保存されてきているものです。

 

歴史上の美術品や建造物・工芸など

様々な文化を代表する「文化財」の中で

特に重要なものを「重要文化財」といいます。

 

さらにその「重要文化財」の中でも

最も重要な文化的価値がある

とされているものを「国宝」と認定しています。

 

 

国のそれぞれの時代や

歴史文化の象徴ともいえるものが

国宝 です。

 

この「国宝」に選ばれているもの、

特に建造物は観光名所になっているものも

多くあります。

 

観光地になっていますが、

「国宝」の扱いは

国の文化財の中でも

とても重要に扱われていますので、

 

◆触ってはいけない

◆近づきすぎてはいけない

◆汚してはいけない

 

など細かなルールがあります。

 

また、食べ物や飲み物の持込に

制限があったり、

動植物の持込・持ち出しに

厳しいところもあったりします。

 

 

これらの厳しいルールは、

観光資源としてだけでなく

国を代表する大切な文化や歴史を

後世に遺すための大事なものです。

 

国宝を訪れたり体験したりする場合は、

説明をよく聞き

ルールをしっかりと守る必要があります。

 

ルール違反が多くなると、

その国宝の保護のため

公開や体験ができなくなってしまいます。

 

 

国宝に選ばれている城一覧

 

 

江戸時代までに造られた、

いわゆる

「日本の城」

という形の建造物の中で

今も天守閣が残っているのは全国で12城あります。

 

 

 

時代や戦乱の歴史を乗り越え、

今も美しい姿でたたずんでいるのは

たった12城です。

 

その中でも、5つの城は

国宝に指定されています。

 

 

 

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国宝に指定されている城は、

歴史の古さや美しさだけでなく、

 

その時代の建築技術が特殊であったり

城周辺の環境も

文化的に価値のあったりするものばかりです。

 

 

国宝に指定されている5つの城は、

以下のものです。

 

 

 

★兵庫県姫路市 「姫路城」

日本一の美しさを誇る「姫路城」

造られてから400年もの間

戦乱に巻き込まれることなく

その姿を残しています。

 

補修や修復などのない

建築当初の状態で残っている部分も多いので、

日本の歴史や文化を学べる貴重な城のひとつです。

 

 

★長野県松本市 「松本城」

現存している城では数少ない、

江戸時代以前に造られた「松本城」

大きな濠(ほり)に囲まれた城です。

 

「烏城(からすじょう)」とも呼ばれるその姿は、

日本の城の瓦と白壁のイメージとは違い

一見の価値があります。

 

城下町がにぎわった江戸時代には、

たくさんの人々が行き来していたと

伝えられています。

 

 

★滋賀県彦根市 「彦根城」

ほかの城と比べても、

天守閣や庭園・堀などが

当時の姿のまま残っている

きわめて保存状態のよい城です。

 

それほど大きな城ではありませんが

様々な形の破風(はふ:屋根の端に付ける山形の板)や

いろいろな建築技術など

見どころはたくさんあります。

 

 

★愛知県犬山市 「犬山城」

国内外問わず人気の

織田信長の叔父織田信康が築いた

「犬山城」は、

いくつもの戦火や自然災害などを乗り越えて

建築当初の姿を残しています。

 

 

現存する城で日本最古の犬山城は、

室町時代の建築様式が見られます。

 

 

★島根県松江市 「松江城」

5つの城の中では最近

2015年に国宝に指定された「松江城」。

400年の歴史ある天守閣の最上階は、

松江市内を360度見渡せる望楼になっています。

 

 

その土地の名産品など

 

 

昔から城のある土地は人が集まり、

町が作られ発展してきました。

 

国宝5城の城下町もしかり、

それぞれに独特の文化や名産品が

今も残っています。

 

それぞれの土地の名産品は

どのようなものでしょうか?

 

 

◆「姫路城」は銘菓・銘酒から伝統工芸まで名産品がたくさん

姫路城付近では、

「姫革細工(ひめかわざいく)」と呼ばれる革製品や

「姫路張子(ひめじはりこ)」と呼ばれる張子細工から

銘菓・銘酒まで名産品がたくさんあります。

 

 

◆「松本城」は、野沢菜漬やリンゴのお菓子などおいしいものがたくさん

松本城のある長野県は

日本有数の農業が盛んな県です。

 

新鮮な野菜や果物を使った名産品が

数多くあります。

 

「野沢菜漬」は長野の有名な特産ですし、

 

またリンゴの生産も盛んなので

それを使ったお菓子がたくさん売られています。

 

 

◆「彦根城」は仏壇由来の工芸品なんてものも!?

「ひこにゃん」が活躍する、

観光には積極的な「彦根城」。

この周辺は昔「近畿の米蔵」と呼ばれていた地域で、

米を使った日本酒やお菓子など

いろいろな名産品があります。

 

数ある名産の中でも特徴的なのは、

「彦根には仏壇を作る優れた技術がある」ということ。

 

この技術を雑貨などに応用した

工芸品が売られているのは、

彦根の大きな魅力のひとつではないでしょうか。

 

 

◆「犬山城」は茶の文化から発展した甘味と陶器

犬山城のある現在の愛知県は、

その昔、日本の茶の文化が

大きく発展した地でもあります。

 

このことから、ゴマやくるみ・

ピーナッツ入りの独特なタレが特徴の「山田五餅」

きな粉から作られた「げんこつ飴」などの甘いお菓子、

 

また茶道には欠かせない茶碗などの焼き物

「犬山焼」があります。

 

 

◆「松江城」は宍道湖(しんじこ)の恵みたっぷり

松本城はシジミで有名な宍道湖の近くにあります。

宍道湖では、大きくて黒く美しい

ヤマトシジミが特産です。

 

ですがこの宍道湖はシジミだけでなく、

「宍道湖七珍」と呼ばれる特産物があるほど

恵みいっぱいの湖です。

 

他国と交流の少なかった昔の日本が

独特の建築様式で建てた美しい城の数々。

 

その美しい城を造ったり守ったりした人々の思いが、

今もその姿の各所に見られます。

 

同じ国宝でも様々な違いのある5つの城は、

すべて見ても飽きない感動を与えてくれるでしょう。

 

 

 

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