白内障は手術をしないと治らない？手術をした後はどうなるの？

 

 

 

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最近よく耳にする

「白内障」　という病気。

 

若い人には

あまり馴染みがないように思いますが、

私の周りでも60代以上の方は、

かなりの割合で

手術を受けていらっしゃいます。

 

加齢とともに患うことが多い病気ですが、

手術と聞くとやはり不安になりますよね。

他に改善する対策や治療法があるのでしょうか。

 

 

白内障とはどんな病気？

 

白内障とは、眼の中にある

「水晶体」が白く濁って

視力が落ちてしまう病気です。

 

「水晶体」とは眼の中の

レンズの役割をする部分です。

先天性もありますが、

一番多いのが加齢性の白内障です。

 

50代から徐々に増え始め、

80歳以上ではほぼ100%と報告されています。

 

早ければ40代で発症します。

 

これだけ多くの人がかかる病気ですが、

失明率はとても低くなっています。

きちんと眼科を受診することで、

失明することはまずないといってよいでしょう。

 

 

どんな手術をするの？　手術以外の治療法は？

 

現状では薬で元に戻ることはありません。

 

進行を遅らせたり予防することは可能ですが、

治す方法としては手術が唯一の手段です。

 

手術の方法は、濁った水晶体を取りのぞき、

その代わりに

人工のレンズを挿入するというものです。

高齢化社会の現代では、

年間140万以上の手術が行われています。

 

 

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最近は入院の必要がなく、

日帰りで手術を受けるケースが多く、

麻酔も眼のみの局所麻酔で

済むことが多いです。

 

状況によっては

入院が必要な場合もありますので、

診察を受けて説明を聞いてみましょう。

 

 

手術をした後はどうなるのか

 

日帰りの手術が多いため、

術後しばらくゆっくりしてから

家に帰ることができます。

 

特に生活の制限はありませんが、

手術当日の入浴はできません。

 

目にお湯がかかり、

ばい菌が入るのを防ぐため

頭を洗うのも数日～1週間ほど控えます。

 

 

顔も洗うのではなく、タオルを濡らして

目の周りをさけて拭きます。

 

汗が目に入るとよくないので

運動は3週間くらい控えましょう。

 

女性の方は術後5日過ぎれば

メイクはして大丈夫です。

ただしアイメイクは

術後3週間はやめておきましょう。

 

 

手術は15分～20分程度ですが

病院によって多少の差はあります。

 

短い手術ですが、

外科手術ですので軽く考えず、

術後1か月はきちんとケアしましょう。

 

手術してから一週間以内は

強く目をつぶらないようにします。

また睡眠中に目をかかないように

透明のゴーグルや保護眼帯をつけて寝ます。

 

術後大切なのは、

指示通りに点眼薬を差すことです。

手術後の検査も

きちんと受けるようにしましょう。

 

術後は、やや見え方に変化が現れます。

曇っていたレンズが

きれいなレンズに変わったので、

少し眩しさを感じるかも知れません。

 

また加齢により水晶体が黄味がかっていて

入りにくくなっていた青色の光が、

レンズを変えることにより入りやすくなり、

物や景色が、

青みがかって見えることがあります。

 

どちらも

時間が経つと気にならなくなる

ことが多いですが、

気になるうちは

サングラスをかけるとよいでしょう。

 

 

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