統合失調症ってどんな症状なの?簡単チェック診断してみよう!

 

 

 

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アナタは「統合失調症」という言葉を

聞いたことがありますか?

 

統合失調症の正確な人数は把握されていませんが、

厚生労働省による患者調査では、

受診中の患者数の推計は

79.5万人とされています。

 

これは、とある1日に、

統合失調症あるいは

それに近い診断名で受診している患者の数を

もとに推計した数です。

 

中には、統合失調症の症状があっても

受診されていない方もいるでしょうから、

実際の患者数は

もっと多いものと推測されます。

 

こう考えると、

決して珍しい疾患ではないことが分かります。

 

そう思うと

「もしかしたら、自分も?」と思ってしまうのが、

人間というものです。

 

統合失調症の主な症状について知り、

簡単なセルフチェックをしてみましょう。

 

 

統合失調症の症状

 

統合失調症は、

以前は精神分裂病と呼ばれていました。

 

発症は、10代後半から30代の時期に多く、

10代後半から20代に

発症のピークがあるようです。

 

男性に多いとされる報告もあり、

男性よりも女性のほうが

発症年齢は遅いようです。

 

発症の原因は定かでなく、

遺伝や環境因子なども含め、

現在も研究が進められています。

 

特徴的なのは、

幻覚や妄想といった症状です。

それに伴い、

家庭生活や社会生活にも支障があらわれ、

 

家族や友達といった

身近な人間との関係を

良好に保つことができなくなります。

 

自分で自分の状態を正しく認識することができず、

生活にあらわれる障害を自分で省みることが

難しくなりやすい特徴があります。

 

多くの精神疾患は慢性となりやすいですが、

幻覚や妄想などの症状が

強くなる時期が発生するのも特徴のひとつです。

 

 

簡単チェック診断

 

統合失調症は、早い段階で気づき、

悪化する前に治療をおこなうことが大切です。

 

そのために、

セルフチェックをしてみてはいかがでしょうか。

 

 

「自分を責めたり命令したりしてくる、

正体不明の声が聞こえる」

 

「みんなが自分の悪口を言っている、

嫌がらせをすると感じる」

などの被害的な妄想や幻聴

 

「極度の不安や緊張を感じるようになった」

「楽しい・嬉しい・心地よいなどと感じなくなった」

 

「何をするのも億劫で、意欲や気力がなくなった」

 

などの気力や意欲の面

 

「部屋に引きこもり、

1日ぼんやり過ごすようになった」

 

「ひとと話すのが苦痛になり、

誰とも話さなくなった」

 

など他者との交流の面など、

 

いくつかの質問に答えることにより、

自覚しにくい統合失調症についての

自己判断がおこなえます。

 

 

当てはまった人はどうすれば良いの?

 

もしもセルフチェックで

該当することが多く感じられたら、

専門の医療機関で受診をおこない、

今後の治療について相談しましょう。

 

もちろん、これらのチェックにより、

診断ができるものではありません。

 

診断には受診が不可欠ですし、

もしも診断がされたとしても、

服薬などの治療を受けることは

医師に診てもらう必要があります。

 

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「幻聴が聞こえる」「幻覚が見える」などの

症状があらわれている場合、

多くの場合は精神科にかかることになります。

 

その他、ストレスや大きな不安が

原因となって自律神経系に影響し、

体の不調が現れてる場合は、

心療内科での治療対象となる場合もあります。

 

 

もしかしたら、統合失調症を疑う前に、

統合失調症から影響する体の不調を感じて

内科にかかっている場合もあるかもしれません。

 

その場合は、

かかっている医師に相談をしてみましょう。

 

 

いずれの場合も、

信頼関係の築ける医師に、

現在の状態を適切に伝え、

改善に向けての相談を

おこなっていくことが大切です。

 

 

昔は「一度かかったら治らない病気」

と思われていた統合失調症。

 

ですが最近では、新しい薬の開発と

心理社会的ケアの進歩により、

 

初発患者のほぼ半数は、

完全かつ長期的な回復を

期待できるようになりました。

 

慢性的な経過を

たどりやすいのは確かですが、

適切な治療を受けることにより、

社会生活が送れるようになることは

十分に期待ができます。

 

 

早期発見に努め、悪化しないうちに

適切な医療機関にかかることが大切です。

 

 

根気よく治療を続ければ

きっと良い方向へ改善されますよ。

 

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