卒業式での写真はやっぱり袴で撮りたい!どんなポーズがいい?

 

 

 

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「卒業式に着る服といえば?」と訊かれたら、

「着物に袴」と答える人は多いはず。

 

袴は、現代では着られるチャンスがとても限られています。

 

成人式や卒業式はその代表的なチャンスですが、

袴を身に着けることで、

卒業式の特別感がさらに高まりますね。

 

特別な衣装を着るのだから、

「写真を撮るポーズだって、

ちょっと特別な感じで撮りたい」

とは思いませんか?

 

 

袴の歴史

 

袴は、そもそもは平安時代に

一定階級以上の女子に着用されていました。

 

それが時代の移り変わりによって着用しなくなり、

また一般的に着用されるようになったのは

明治頃と言われています。

 

明治になって活動的な女性が増え、

着物よりも動きやすい袴が好まれるようになりました。

 

当時は男物の袴を着用していたので、

女子には袴は望ましくないスタイルだという世論も

起きたりしましたが、紆余曲折あって

女子学生の制服として着用していったようです。

 

洋服を普通に着るようになってからは、

袴に限らず和服自体が押されぎみです。

 

けれど、一部の女子高の制服デザインには

袴のような雰囲気を取り入れており、

名残として残っています。

 

 

卒業写真のおすすめな撮り方

 

 

そんな歴史のある、

日本伝統を代表する衣装のひとつである、袴。

 

ましてや、卒業写真ともなれば、

後々に長く残ります。

 

もしかしたら、結婚式のスライドに使ったり、

自分の子供が大きくなった時に

見せたりすることもあるかもしれません。

 

そんな写真ですから、

特別に見栄え良く撮りたいものですよね。

 

お勧めなのは、やはり立ち姿です。

 

袴のプリーツが縦にスッと通っているので、

とても凛々しく清々しい雰囲気を

惜しみなく表現できます。

 

着物の袂や袴の裾に柄が入っている場合も、

立ち姿ならば、

すべて写真に収めることができますね。

 

イスに座って写真を撮る場合は、

袴の座りシワや、

着物の袂の位置に気を付けて撮りましょう。

 

股関節や膝裏にはシワが寄りやすいですが、

せっかくの袴がだらしなく見えてしまいます。

 

着物の袂はきれいに広げて、

自然な感じで脇にたらしましょう。

 

 

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いずれの場合も、背筋を伸ばして姿勢よく、

足先までピンとそろえておくのが、

美しい写真を撮る秘訣です。

 

集合写真を撮るときも、

こういったことに気を付けてみましょう。

 

普段とは少し違う、

改まった雰囲気の写真が撮れるはずです。

 

 

真似したいみんなの卒業写真

 

自宅でも写真撮影・プリントが

手軽にできるようになったからでしょう。

 

町並みからは、個人の写真館は大分減りました。

 

ですが、気を付けてよく見てみると、

ガラスのショーウィンドウに

記念写真を飾ってある写真館は

意外とよく見つかります。

 

また、呉服店や貸衣装店でも、

写真が展示されていたり、

パンフレットに掲載されていたりするものです。

 

「この人、きれいだな」と思う写真が、

きっと見つかるでしょう。

 

そう思った時は、その方の手先や足先、

着物のさばき方を見てみましょう。

 

手先や足先はどこを向いているか、

着物の袂や袖口は、どのように整えているか。

 

ちょっとしたことですが、

それだけで、写真の雰囲気は大きく変わります。

 

きれいな写真を撮るポイントは、

いくつもあります。

 

ポージングもその一つでしょう。

 

けれど、学校の卒業は、

それだけでとてもおめでたいことです。

 

良い卒業写真を撮る一番のポイントは、

楽しい・嬉しい顔で、喜ばしい

と分かる写真を撮ることかもしれませんね。

 

 

 

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