葬式で挨拶!できるか不安…喪主がすべき葬式での挨拶とは?

 

 

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お葬式で喪主をすることになった。

いつかはそんな日が…と

思ってはいたけれど

 

いざそのときになると

どうしたらいいか

わからないことも多いかと思います。

 

喪主の大事な役割の一つに

挨拶があります。

 

この挨拶

なかなか得意な人は

いないのではないでしょうか。

 

いざというときのために、

喪主としての挨拶を

覚えておきましょう。

 

 

葬式での挨拶の仕方

 

葬儀での挨拶は

場面によりいくつかあります。

 

まず一般受付の前に

来てくださった僧侶に挨拶します。

 

受付が始まったら

いらした参列者の挨拶に

喪主も挨拶をしましょう。

 

葬儀が終わると、出棺の際にも挨拶をします。

 

火葬が終わると

精進落としの会食をすることもあります。

 

そのときは喪主が

会食の始まりと終わりに挨拶をします。

 

また

僧侶がお帰りになるときにも

忘れずに挨拶をし

お布施を渡しましょう。

 

言ってはいけないこと、
言わなきゃいけないこと

 

挨拶の際

言ってはいけないことと

言わなくてはいけないこと

があります。

 

葬儀を取り仕切る喪主として

きちんと押さえておきたいポイントです。

 

 

 

×言ってはいけない言葉

葬儀の挨拶では、

不幸が重なるような意味を持つ言葉は

使ってはいけないとされています。

 

「ますます」

「重ね重ね」など

同じ言葉を2回繰り返す

「重ね言葉」もその一つです。

 

言葉を繰り返すことで

不幸を繰り返す忌み言葉

とされています。

 

ほかには「生存中」や

「死亡」「急死」などが

禁句にあたります。

 

それぞれ「生前」

「逝去」「突然のこと」など

言い換えて使いましょう。

 

 

○言わなければいけないこと

 逆に言うべきこともあります。

まずは葬儀や告別式に

参列して頂いたお礼です。

 

これはどんな場面の挨拶にも

欠かせないものですね。

葬儀の際

同じく感謝の気持ちを述べましょう。

 

 

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ほかには

故人の死因や死去の際の様子

故人の生前が見えるエピソードも

伝えるといいですね。

 

生前にお世話になった方の話を

交えたエピソードは

参列者の方々も故人を偲ぶことができます。

 

最後は残されたもの・遺志を継ぐものの心境や

決意を述べましょう。

 

故人への思いに感謝をして、

今後も変わらぬお付き合いや

ご支援をお願いできるとよいですね。

 

喪主の挨拶の例文

 

喪主の挨拶として例文をいくつか紹介します。

 

○受付での挨拶

「お忙しいところをお運びいただき

誠にありがとうございます。」

「ご丁寧に、恐れ入ります。」など

 

○出棺の際の挨拶

「本日はお忙しいところを、○○(故人)の葬儀に

ご会葬くださいましてまことにありがとうございます。

皆様の心のこもったお別れの挨拶に故人も

さぞかし喜んでいるかと存じます。

生前中のご厚誼(こうぎ)には厚くお礼を申し上げます。

私どもも未熟ではありますが故人の思いを大切にして

精進してまいります。今後とも故人同様、ご指導ご鞭撻のほど

よろしくお願い申し上げます。」

 

など。

 

途中に

故人の生前の話や感謝の言葉をいれると

心のこもった挨拶になります。

 

 

○精進落としの挨拶

A

「本日はお忙しいところを最後までお見送りしていただき、

まことにありがとうございます。

お陰様で葬儀を滞ることなく済ませることができました。

ささやかではございますが、精進落としのお膳を

ご用意させて頂きました。

故人の思い出など話されながら召し上がりください。」

 

B

「本日はお忙しい中、お時間を頂戴いたしましたこと

誠にありがとうございました。

これでお開きとさせていただきたいと存じます。

故人がいなくなり寂しくはなりますが家族皆で

助け合っていきたいと思います。

これからもどうぞ変わらぬご支援のほど

よろしくお願い申し上げます。」

 

 

○僧侶への挨拶

A

「本日はお忙しい中ご足労いただきまして

まことにありがとうございます。

何分不慣れではございますが

よろしくご指導賜りますようお願い致します。」

 

B

「本日は大変ご丁寧なお務め(つとめ)を賜りまして

まことにありがとうございます。

お陰様で葬儀を無事に執り行うことができました。

わずかではございますがどうぞお納めください」

 

 

葬儀が決まってからは

準備や手続きなどで

あっという間に

時間が過ぎてしまいます。

 

気持ちも体力的にも大変ですが

故人や参列者への気持ちを

しっかりと伝えられる挨拶をしたいものですね。

 

 

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