頭痛の原因は?チェックして正しいケアをするだけで治りが早くなる!
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頭痛とは本当に不快で辛いものです。
特に慢性的な頭痛持ちの人にとっては、
切実に何とかしたいと思う問題でしょう。
一口に頭痛と言っても種類があり、
その原因やケアの仕方も違います。
間違った方法をとると、
更に症状を悪化させて
苦しむことになってしまいます。
本日はそんな頭痛についての
正しいケアの仕方を見てみることにいたしましょう。
頭痛の種類
頭痛は、大きく3つに分けられます。
一つ目は「日常的に起こる頭痛」で、
風邪や二日酔いなど原因がある頭痛で、
その原因が消えれば治るものです。
二つ目は「慢性頭痛」で、
一次性頭痛とも言われます。
他に原因となるような病気はないのに
繰り返し起きる頭痛のことです。
頭痛全体のほとんどを、
この「慢性頭痛」が占めています。
慢性頭痛は、さらに
「偏頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」の
3つに分けられます。
三つ目は「脳の病気に伴う頭痛」で、
二次性頭痛とも言われます。
クモ膜下出血や脳出血といった
病気が原因で起こります。
急に激痛が起こることが多く、
命に関わることもあるので
注意が必要な頭痛です。
今回は、いわゆる
「頭痛持ち」という言葉が指す
「慢性頭痛」について書きたいと思います。
種類別に見る頭痛の原因
慢性頭痛のそれぞれの種類で、原因が違います。
「偏頭痛」とは、
ズキズキと脈打つ痛みで、
動くと更に酷くなるものをいいます。
文字通り偏って
片側だけが痛む場合もありますが、
両側や頭部全体が痛む場合もあります。
吐き気が伴う場合や、光や音、においに
敏感になったりすることもあります。
偏頭痛は、
頭の中の血管が広がり、神経を圧迫して
炎症が起こるために発症するとされており、
ストレスや疲労が原因とみられています。
また、女性に多く起こることから、
女性ホルモンも関係しているとされています。
「緊張型頭痛」とは、
後頭部を中心として頭全体がギューっと
締め付けられる鈍い痛みのものをいいます。
よく「孫悟空の金輪をはめられたよう」とも
表現されます。
肩こりや首こり、フワフワするめまい、
倦怠感が現れることもあります。
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原因としては、
ストレスの他、長時間同じ姿勢でのデスクワークや
運転などで血流が悪くなった結果、
酸素や養分が充分に供給されず、
首や頭の筋肉が緊張することによるといわれます。
慢性的な肩こりや首こりをもつ人に多く、
年齢、性別には関係なく、幅広い層で見られます。
「群発頭痛」とは
男性に多い頭痛ですが、比較的まれなものです。
目の奥や周り、側頭部にまで、
突き刺すような激しい痛みが
15分~3時間くらい続きます。
「目をえぐられるような」
と表現されるほどの
激しい痛みに苦しみます。
一度起こると毎日同じ時間に頭痛が発症し、
1~2ヶ月は続きます。
原因は、
目の後ろを通る血管が拡張して
炎症が起きるためと考えられています。
拡張した血管が神経も刺激するので、
涙や充血なども起こります。
この炎症が起きる原因は、
体内時計が関係しているのではないかと
されますが、詳しいことは分かっていません。
正しいケア方法
それぞれの頭痛に対して適切なケアをしないと、
かえって症状を悪化させる恐れがあります。
片頭痛のときは、
温めたりほぐしたりすることは避けましょう。
こめかみなどのズキズキする部分を
冷たいタオルなどで冷やし、
血管の拡張を抑えます。
光や音などにも反応するので、
暗く静かな部屋で横になるか、
座ったまま安静にしましょう。
頭痛にカフェインが効くということを
聞いたことがあるかもしれません。
カフェインは脳の血管を収縮する働きがあります。
コーヒーや緑茶、紅茶、ウーロン茶などを
飲むのもよいでしょう。
ただし、カフェインの摂り過ぎでも
頭痛が起きる場合がありますので、
飲み過ぎには注意してください。
緊張性頭痛のときは、
マッサージやストレッチを行なって、
頭や首や肩の筋肉をほぐすとよいでしょう。
座ったままでもできるストレッチを
取り入れるなどして、
長時間同じ姿勢でいることを防ぎます。
また、筋肉をリラックスさせるのに
温かいタオルを首に巻いたり、
入浴して体を温めるのもよいでしょう。
ツボ押しも効果的です。
頭痛や肩こり、首こり、目の疲れに
効果があるツボを刺激すると
痛みが和らぐことがあります。
群発頭痛は
痛みが激しく大変辛いものなので、
専門家の診察を受けるのがよいでしょう。
病院での治療法は、
純酸素吸入法というものと
薬物療法になります。
痛みは突然に、しかも
深夜や明け方に現れることが多いため、
自宅でできるケアも
指導されることが多いようです。
そのひとつに、
医療用の酸素ボンベとマスクをレンタルし、
痛みが出たらできるだけ早く
吸入するというものがあります。
日頃から規則正しい生活を心がけ、
痛みがあらわれているときは
飲酒や喫煙は控えるなど、
不摂生をしないようにするのが賢明ですね。
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