間違えてない?お中元はこうやって渡す!正しい時期やマナーとは!?
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そもそもお中元て?何のために渡すの?
「お中元」とは、盂蘭盆会(うらぼんえ)に
先祖の霊にお供えをする慣例が
旧暦の節目にあたる7月15日の
「中元」と時期が重なることから、
日頃お世話になった方々に
感謝の気持ちとして贈り物をしたのが
由来と言われています。
地方によっては仏前にお中元が
供えてあったりしますね。
代々お世話になっていたり、
故人とそのご家族に贈ったときなどは
一度お仏前に供えることも多いようです。
日頃の感謝を形にできたり、
遠方の方にも気持ちをお渡しできるのが
「お中元」です。
お中元を渡すべき時期
一般的に、関東地方は
7月初旬から7月15日頃、
関西は7月下旬から8月15日頃
と言われています。
大体お盆の時期、と覚えておくと
いいかと思います。
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最近では6月頃からデパートなどで
お中元コーナーが開設され早い時期から
日付指定での配送サービスもあるので、
遅れてしまわないように
準備してしまうとよいでしょう。
万が一時期を逸した場合は
「暑中見舞い」「残暑見舞い」
として贈ります。
お中元を渡す時のマナー
お中元は、本来お世話になった方の
お宅に伺って顔見せ・近況報告などを
しながらお渡しするのがマナー。
先方様の迷惑にならない時間帯、
大体午前10時から11時
または午後2時から4時頃が
良いとされています。
お伺いする前にあらかじめ
連絡をしておくのもマナー。
先方様も準備ができ、
快く迎えてもらえるでしょう。
お中元は風呂敷に包むか紙袋に入れるなど、
裸で持参するのは避けましょう。
お渡しする直前まで贈り物が汚れたり
破損したりするのを防ぎます。
さらに、お渡しするお中元を大事に
扱っているという態度の表れでもあります。
お渡しする際は玄関先ではなく、
お宅に上がらせてもらいお渡ししましょう。
片手間で来たのではなく、
お中元をお渡しするために時間をとる、
これもまた感謝の気持ちを表すものです。
いざ渡すぞ、というときに風呂敷
または紙袋から取り出し汚れや
破損がないか確認してから、
熨斗紙(のしがみ)が先方に対して
正面を向くように両手でお渡しします。
差し出す時に
「ご無沙汰のお詫びかたがた」
「心ばかりでございますが」
などと言葉を添えられるとよいですね。
それほど堅苦しくないお付き合いの相手であっても、
「日頃の気持ちです」程度に言葉添えを。
「つまらないものですが」はNG!
つまらないものをお世話になっている方に
贈りはしませんよね?
とはいえ、現代では共働きなどで
日中不在のお宅も少なくありません。
そんなお宅や遠方で足を運べない場合は、
お中元販売店の配送サービスを利用しても。
その際は忘れずに
届く日にちを連絡しましょう。
不在通知が入っていては、
先方様のお手間になります。
連絡は電話が好ましいですが、
送り状をお中元より先になるように
送ってもよいです。
販売店に配送を頼むと送り状を
同梱してくれるところも。
どちらにしても、
お中元が届くより
遅くならないように連絡を、
ということです。
普段とは違う、かしこまったマナーを
必要とする「お中元」ですが、
大人のお付き合いができるようになるために
これらを覚えておくと役立ちます。
「お中元」、贈ってみませんか?
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