不登校生でも入学できる高校とは?受け入れ態勢はどうなっている?
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様々な理由から
登校できなくなった子供たち。
年々不登校生は
増えているとも言われています。
中学校はなかなか通えなかったけど
高校には通いたい、
通ってほしいと思っている親御さんは
多いのではないでしょうか。
中学時代不登校でも通える高校には
どのようなものがあるのでしょうか。
将来の可能性を開く進学先を探してみましょう。
不登校生を受け入れている高校まとめ
中学校を休みがちだからといって
高校に進学できない時代ではありません。
これまで不登校であったとしても
選択肢はたくさんあります。
★★★ 全日制高校 ★★★
いわゆる一般的な「高等学校」
といわれる学校です。
一言で「全日制」といっても様々で、
不登校の生徒を率先して
受け入れてくれる学校もあります。
★★★ 定時制高校 ★★★
4年制と3年制があり、
主に夜間に授業が行われます。
もともとは家庭の事情などで
昼間働きながらでも
学べるようにとできた学校です。
不登校だった生徒が
全日制より集まりやすいことから、
共感できる友達や
仲間ができやすいとも言われています。
★★★ 通信制高校 ★★★
定時制高校と同じく働きながら
学べる学校として
設立されたものが多いです。
主に通信教育で、
課題を郵送などで添削してもらいます。
授業のネット配信をしている学校もあります。
全国どこからでも入学できる高校が殆どで、
夏休み期間など年に数回登校する、
スクーリングを設けている学校もあります。
不登校生をメインに受け入れている学校も多いです。
不登校生の苦手な「登校する」
という行動が最小限で済みます。
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★★★ 専門学校・高等専門学校 ★★★
美容や技術系の専門学校は
中卒から入学できるところもあります。
やりたい仕事が明確なときの進学先としては
有力な選択肢でしょう。
高等専門学校は
主に機械や工業系の高等技術を学べます。
進学先としては少し難関で
授業内容や時間数も全日制高校に比べて
難易度が高いですが、
その分野が好きで得意な子にとっては
楽しいものになるのではないでしょうか。
各高校で行っている受け入れ態勢とは?
不登校生の受け入れ態勢としては
その学校制度によって様々です。
全日制高校では、
不登校生をメインに受け入れている
高校もあります。
そのような学校では
一般的な高校より授業時間が少なかったり
登校日数を少なく設定しています。
また、勉強ばかりではなく
レクリエーションや交流行事を多くして
生徒同士のコミュニケーションの
手助けをしてくれる学校もあります。
スクールカウンセリングなど
メンタル面のサポートを
手厚くしている学校もあります。
定時制高校では授業時間を
2部以上に分けているところもあります。
生徒の通いやすい時間に
授業を受ければよいのです。
朝から行動するのが苦手な生徒が
登校しやすいように配慮されています。
定時制高校や通信制高校では
受験に際して
ボーダーを設けていない学校もあります。
高校に通いたい!
という意志が
一番の志望動機になります。
筆記試験を行わない学校も多く、
不登校で
学力に不安がある生徒の受け入れに積極的です。
高校選びを失敗しないポイント
不登校を克服して楽しい高校生活を送るには
どうやって高校を選べば良いのでしょう?
ポイントをつかんで高校を選びたいものです。
☆☆通学が負担にならないこと☆☆
いくら受け入れ態勢が整っていても
遠い学校に通うのはとても負担になります。
できれば毎日通うことのできる
時間や距離が望ましいです。
通信制高校でもスクーリングが遠方だと
金銭的にも負担になってしまいます。
無理しないで通える範囲の学校を選びましょう。
☆☆実際に見学に行ってみる☆☆
資料や聞いた話だけでは
実際の学校生活がわかりにくいです。
オープンキャンパスのようなイベントに
参加するのもよいでしょう。
しかし、実際の授業風景や空気は
イベントではつかめません。
不登校生の受け入れに熱心な学校は
普通の授業時間でも
見学をさせてくれるところが多いです。
先生と生徒の実際のやり取りを目にしたら
高校生活の
具体的なイメージをしやすくなります。
☆☆急に変わることを望まない☆☆
高校に進学すれば不登校を克服できる、
とは決して思わないでください。
環境が変わることは
きっかけではありますが
結果ではありません。
思い描いていた生活と違って
また学校に行けなくなることもあるようです。
就職率や大学進学率などの数字だけで
判断しないようにしましょう。
学校に通うことだけが
人生ではありません。
ですがせっかく通うなら
楽しく通いたいものです。
無理せず笑顔になれる学校が
見つかるといいですね。
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