蜂の巣を見れば蜂の種類がわかる?巣の見分け方のポイント
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お家の軒下やお庭に
いつの間にかできている 蜂の巣!
見つけたことありませんか?
けっこうな大きさになって
蜂が周りを飛び交っていて…。
蜂は毒を持っていて、刺したりしますから
なんだか怖い! ですよね。
でも、蜂にも種類があります。
見た目に反して
何もしなければおとなしい蜂もいます。
でも、どうやったら
蜂の巣から種類がわかるのでしょうか?
蜂の巣の特徴と
種類を見分ける方法を覚えましょう。
蜂の巣とその種類
人間の住むところに巣を作る蜂は
だいたい3種類です。
★スズメバチ
★アシナガバチ
★ミツバチ
この3種が家や庭など、人間の近くでも
巣を作ると言われています。
○スズメバチ
時期になるとテレビでも特集が組まれるほど
巣を作られたくない蜂です。
テレビなどで一度はその大きな巣を
見たことがある人がほとんどでは
ないでしょうか。
家の軒下軒先や屋根裏など
隙間があればどこにでも、
といっていいほど巣を作ります。
時には木のうろ(あな)や
土の中に作ることもあるそうです。
○アシナガバチ
蜂の中ではわりと
おとなしい性格のアシナガバチ。
アニメの中に出てくるような
シャワーヘッドみたいな形の巣を作る蜂です。
どこにでも巣を作ることが
できるのが特徴です。
とくに狭い隙間が好きなようです。
エアコンの室外機や窓枠、
物干し竿にまで巣を作ることもあります。
○ミツバチ
はちみつを作ってくれるミツバチですが、
お家には来ないでほしいものですね。
ミツバチの巣は蜜があるので、
蜂に交じって
他の虫が寄ってくることもあります。
狭くて暗い場所が好きで、
よく巣を作ります。
蜂の巣の見分け方のポイント
蜂の巣を見分け方には
ポイントとなる特徴があります。
○スズメバチの巣
大きなボールのような形が
特徴のスズメバチの巣。
模様は層が波打つような
マーブル模様をしています。
大きなものだと
50cm以上にもなるそうです。
スズメバチの巣は完成形が球体ですが、
作りはじめは形が違います。
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働き蜂の少ない巣の作り始めは
フラスコをさかさまにしたような
形をしています。
小さいし球体じゃないから、
といって侮ってはいけません。
数が少なくてもそこの住人は
危険なスズメバチの可能性が高いですよ。
○アシナガバチの巣
よくアニメなどで木の上から落ちてきて
蜂が怒って追いかけてくる巣の形を
思い浮かべてください。
シャワーヘッドのように上から垂れた
ハニカム構造の巣です。
それがアシナガバチの巣です。
巣穴がむき出しで見えていて、
色はグレーっぽい色をしています。
大きさは直径15cmくらいにもなるそうです。
スズメバチの巣と比べると小さいですが、
巣穴が見えているので
気持ちはよくありませんね。
○ミツバチの巣
ミツバチは板状に巣を作ります。
養蜂場のミツバチの巣箱は
この巣の作り方を利用しています。
種類によって板状のものが
1枚だけのミツバチと
何枚も重ねて作るミツバチがいます。
巣はなんと、
最大で横幅1メートルにもなります。
巣の作りはじめは
白っぽい色をしていますが、
蜜が増えてくると
はちみつのオレンジ色になっていきます。
絶対に近付いてはいけない巣
近寄ってよい巣があるわけではありませんが、
とりわけ注意が必要な場合があります。
スズメバチの巣は、
スズメバチの攻撃性と毒性から
危険なことは誰もが知っていると思います。
ですが、特に注意が必要な
「ある時期」があります。
それは、8月~10月の繁殖期の巣です。
蜂の行動が活発になって危険度が増します。
アシナガバチも繁殖期には
普段よりも攻撃性が高まり危険です。
アシナガバチは
6月~7月ごろに繁殖期になります。
スズメバチ以外の種類であっても、
巣を攻撃されると思えば
先にこちらを攻撃してきます。
本来の気性がおとなしくても
敵意を持たれてしまったら話は別です。
蜂の巣を見つけたらむやみに近寄らずに、
駆除業者などにお願いして
安全に駆除してもらうのが一番ですね。
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