立春大吉って何?お札はどうしたらいいの?貼る場所は知ってる?
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「立春大吉」
と書かれたお札を見かけたことがありますか?
お札が祀られたお宅は
なんだか尊いものに見守られているようで、
わが家もぜひともあやかりたい、
という気持ちになるものです。
でも、
お札ってどうやって準備するものなのか?
敷居が高いのではないか?
どこに飾ればいいのか?
いろいろ気になることもありますね。
今日は、
そんな「立春大吉」のお札について
解説いたします。
実はそんなに構えなくても大丈夫なんですよ。
そもそも立春大吉とは?
このお札、
実はそんなに構えなくても大丈夫なんですよ。
立春大吉とは厄除けのお札のことで、
もともとは禅宗のお寺の習慣から伝わったものです。
昔、一年の始まりとされていたのは
立春の日(2月4日前後)であり、
その前日にあたる節分には
豆まきを行なって厄払いを行いました。
そして、立春の日に厄除けの願いをこめて、
門前にお札を張る習慣が
現在まで続いています。
お札に縦に書かれている
「立春大吉」という言葉ですが、
真ん中に縦の線を引くと
すべて左右対称になる文字です。
鬼が玄関から家に入り振り返ったときに、
張ってあるお札を裏から見ると
やはり「立春大吉」と書いてあるのが見えるため、
まだ家に入っていないと勘違いをして
逆戻りして出て行くことになるというわけです。
お札はどこで手に入れる?手作りしちゃいけない?
立春大吉は禅寺の習慣であり、
お札も檀家さんに配られることはあっても、
一般の人が手に入れるのは
なかなか機会がないものです。
お願いすると
送ってくれる場合もありますが、
実はお札は自分で書いたものの方が、
ご利益は大きいのだそうです。
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お札を自分で書くなんて
難しそうだと思いがちですが、
そんなに気を張らなくても大丈夫ですよ。
まずは半紙、または和紙を用意して
縦長のお札の形に切ります。
次に墨か筆ペンで縦に
「立春大吉」と書きます。
ぜひ願いを込めて書くようにしましょう。
そして最後にお札に自分の息を吹きかけます。
これで立派なお札の完成です。
お札はどこに貼るのが正解なの?
立春大吉のお札は、
一般的には玄関や部屋の入口の
向かって右側に貼るとされています。
玄関の内側でしたら
右の目線の位置というように、
必ず目線か少し高い位置に
貼るようにするのが一般的です。
お札を貼るときには、お札そのものに
画鋲をさしたり、
テープをつけたりしてはいけません。
半紙などの白い紙を
袋状にしてその中にお札を入れ、
袋の方を画鋲やテープで止める
ようにしましょう。
目に入りやすい高さに貼るのがよいので、
タンスや棚など
高いものの上に置いても大丈夫です。
ただし、きれいに掃除をして、
紙や半紙を一枚しいてから
置くようにしましょう。
盛り塩ができればなお良いですね。
方角ですが、
南向きか東向きに
置かれる事が多いようですが、
いろいろな説があるので
お住いの地域の風習を
調べてみてもよいでしょう。
細かな違いはあるかもしれませんが、
根底にあるのは心をこめてお祀りして
家内安全を願うという気持ちです。
より清々しい気持ちで新春を迎えられるよう、
願いをこめてみてはいかがでしょう。
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