そのお腹…もしかして脂肪肝かも!?脂肪肝改善に効果的な食事とは?
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肉やパンなど、
脂肪の多い食事に偏りがちな現代…
お腹周りの脂肪が気になっている方も
多いのではないでしょうか。
しかし、目に見える脂肪ばかり
気にしていてはいけません。
肝臓に脂肪がついてしまう
やっかいな脂肪肝。
「健康診断で指摘されたけど、
特になにもしていない」
なんて方も多いのでは?
自覚症状は特にないかもしれませんが、
脂肪肝だって立派なキケン信号です。
脂肪肝とはどういう状態なのか、
どういった対応を
するべきなのかを知りましょう。
脂肪肝とは?
脂肪肝とは、ずばり、
脂肪が肝臓にたまりすぎた状態
のことです。
肝臓はもともと
脂肪を蓄える機能をもっており、
その脂肪分はある程度は
エネルギー源として必要なものです。
誰もが耳にしたことがある
「フォアグラ」を例にとると、
わかりやすいでしょう。
渡り鳥であるガチョウの肝臓は、
脂肪を蓄えやすい造りになっています。
ガチョウは、
肝臓に蓄えたエネルギーを利用して、
遠路はるばる海を渡るのです。
このように、ある程度ならば、
肝臓の脂肪は必要なものなのです。
ですが何事も、
量を過ぎれば悪影響となるものです。
肝臓が脂肪を蓄えすぎると、
脂肪が邪魔になって
栄養や血流が行き届かなくなります。
それはやがて、肝炎や肝硬変、
ゆくゆくは肝臓がんなど、
重大な病気になってしまう
危険性もあるのです。
ぱっと見では痩せていても、
肝臓には脂肪がついている場合もあるので、
見た目だけで判断しないことが大切です。
肝機能をあらわすGTPという数値を
見てみましょう。
これは、健康診断などには必ずある項目です。
これの基準値は30(IU/L)以下ですが、
20(IU/L)以下だと
脂肪肝予備軍と考えられます。
基準値内だからと
油断しないことが大切です。
脂肪肝に効果的な食事とは?
脂肪肝の主な原因は、
アルコールの過剰摂取や、
食習慣によるものです。
日本人の脂肪肝の理由としては、
アルコールの飲みすぎよりも、
栄養の偏った食事の摂り過ぎ
によるもののほうが多いようです。
食習慣の欧米化により、
糖類や脂肪を
多く摂るようになったことが、
原因のひとつでしょう。
「食事を見直して、脂肪肝を改善しよう」
と思うのならば、
まずは普段の食習慣を改善しましょう。
糖分や脂肪分の摂り過ぎを控えるには、
まず、「パンだけ」「麺類だけ」
「おにぎりだけ」といった
簡単な食事で済ませることを
やめましょう。
これらの一品だけで
お腹をいっぱいにしてしまうと、
炭水化物だけを
摂りすぎてしまいます。
炭水化物は、糖質なのです。
単純に炭水化物の摂取量を
減らすだけだと、
全体の摂取カロリーが
少なくなってしまいます。
体のためには、
一日に必要なカロリーは
しっかり確保するべきです。
野菜も食べて食物繊維や
ビタミンをしっかりと摂り、
肉や魚などのタンパク質も
バランスよく摂りましょう。
特定の栄養素ばかりが
多くなってはいけません。
一食分、一回や二回程度
気をつけたところで、
肝臓の状態改善は見込めません。
気をつけた食事を長い間続け、
状態が改善されたあとも
それを継続することが大切です。
簡単にできるおすすめレシピ
「こうしなければ」と
気をつけすぎるのは、
過剰なストレスを招きます。
できることから少しずつ、
長く続けることが大切です。
まずは、
ごはんの量を少し減らしてみたり、
いつもはパンだけで済ませてしまう食事に
サラダをつけたりすることから
始めてみましょう。
ここでとっても簡単にできる、
サラダのレシピをご紹介しましょう。
レタスや水菜を
食べやすい大きさに切り、
人参や大根の千切りや、
カイワレ大根など、好みの野菜を
盛り合わせます。
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最近話題になった、
スルフォラファンを多く含む、
ブロッコリースプラウトもおすすめです。
この野菜サラダに、
ボイルしたエビや、
カニのほぐし身缶を加えるだけです。
粉チーズを加えれば、
乳製品も摂取できます。
エビやカニは、
自然解凍だけで食べられる冷凍食品も
販売されているので、便利に扱えますね。
簡単に作れて、
タンパク質やカリウム、タウリンなどの
栄養素も摂取できます。
生き物の体は、
食べた物や飲んだものから
出来上がっています。
体の不調があるときや、
不調を予防したい場合には、
まず食習慣を見直してみることが大切です。
無理に頑張るよりも、
普段の食事に一品足したりすることから
始めてみましょう。
無理なくできることを、
長く続けることが大切です。
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