老眼は自分で改善できる!?そのトレーニング方法とは!?
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歳をとると、
体にいろいろな変化があらわれます。
足腰が弱ったり、
体力がなくなったり、
物忘れがひどくなる
といったところでしょうか。
私の周りでも、
「ああ、俺も歳をとってしまったなあ」
という嘆きの声が聞こえています。
老化はあまり嬉しいことではありませんが、
生き物はみんな歳をとるものですから、
仕方がないですね。
老眼も、歳をとることで
おこる変化のひとつです。
そもそも老眼はどうして始まるの?
そもそもナゼ人は老眼になるのでしょうか。
目でものを見るためには、
見たいものにピントを合わせる
必要があります。
このピント調節に使うのが、
眼球のレンズである
水晶体 と、
水晶体のまわりにある
毛様体
という筋肉です。
ひとが歳をとると、
いろいろな部分の筋肉が弱っていきます。
腕や足をうごかす筋肉は
もちろんのこと、
心臓や肝臓などの内臓も、
からだ中のいたる部分が
筋肉でできています。
これらの筋肉が弱ると、
動くのが大変になったり、
すぐに疲れてしまったりしますね。
毛様体も、これと同じです。
歳をとったことで毛様体が弱ってしまうと、
水晶体の厚みを見るのに
ちょうど良い厚さに変えることが
難しくなってしまいます。
また、水晶体自体も、
歳を取ることで
柔軟性がなくなっていきます。
老眼は、歳をとれば
当たり前にあらわれることなのです。
老眼を改善する方法とは?
「歳をとるのはしかたないことだ」
とは思っても、
そうやすやすとは
受け入れたくないものですね。
歳をとるとからだは弱るものとはいえ、
普段の過ごし方やトレーニング次第で、
老化をゆるやかにすることはできます。
水晶体の厚さを調節する毛様体は、
筋肉 です。
筋肉は、
トレーニングをすることで
鍛えることができます。
近くのものが見えにくくなったり、
ピントを合わせるのに
時間がかかるようになったり
することを感じたら、
老眼の始まりかもしれません。
予防のためにも、
早くから始めて損はありません。
老眼への不安を自覚できたその時から、
老眼の進行を遅らせる
トレーニングを始めましょう。
老眼に効くトレーニング方法
目のピント調節機能を鍛えることを、
意識しましょう。
まず、遠くを見たり、
近くを見たりして、
ピントを調節する練習をすることが
良いトレーニングになります。
ただ漠然と「見る」のではなく、
遠くを見るときには
遠くのものに視点を合わせ、
近くを見るときには
近くのものにしっかりと
視点を合わせましょう。
腕を伸ばして人差し指を立て、
指先の一点を「近くの視点」と
定めるとよいでしょう。
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指先にピントを合わせて
見つめたあと、
今度は遠くのビルの
ワンポイントマークなどを
「遠く」と定めて
ピントを合わせましょう。
近くと遠くと、
交互にピントを合わせる
運動を繰り返します。
目をぎゅっと閉じたあと、
ぱっと見開いて
2秒キープを繰り返すのも、
よい運動です。
目をぐるりと回すように動かすのも、
目の筋肉の柔軟体操になります。
左回り・右回りを、
交互にゆっくりと行いましょう。
いずれの方法でも、
「一点を見つめたままにせず、
柔軟に動かしたり、
力を入れたり抜いたりする動作をする」
点はおなじですね。
同じ姿勢をとり続けたり、
酷使したりすると、
筋肉は疲れてこりかたまってしまいます。
パソコンやスマートフォンなど、
電子機器の操作をする機会が
増えたことで、
目を酷使する機会が増えたので、
余計に気をつけたいものですね。
「見える」ということは、
生活をするうえで
とても大切なことです。
白内障や緑内障など、
目の病気もたくさんあります。
老眼は特別な病気ではありませんが、
それでも生活が不便になることに
変わりはありません。
しっかりとトレーニングをおこなって、
進行防止に努めたいですね。
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