その腰痛の原因は?実は男性よりも女性の方が腰痛になりやすい!?

 

 

 

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腰は体のかなめとなる場所です。

 

「腰」という漢字自体、

「月(にくづき・つきへん)」と

「要(かなめ)」という

文字で成り立っています。

 

このことからも、

腰という部分についての

重要性が伺えますね。

 

 

それだけに負担がかかり、

痛めてしまうことも多い「腰」ですが、

実は腰痛は男性よりも女性に多いのです。

 

その理由を知り、特徴を理解して

予防に努めることが肝要です。

 

 

腰痛の原因になる日常生活動作

 

 

腰痛の原因は、実にさまざまです。

 

どんな動作をしていても、

負担が大きくかかる場所ですから、

当然といえば当然ですね。

 

田植えのような

中腰の動作が多い仕事はもちろんのこと

 

低い場所から重い荷物を上げ下げすることや、

立ちっぱなしの時間が長くなることも、

腰痛の原因となります。

 

長時間のデスクワークや、

タクシーの運転手など、

座りっぱなしの時間が長い仕事

腰を痛めやすいです。

 

腹筋・背筋が弱いと、

座っている姿勢も悪くなりがちですから、

余計に腰痛となる要因を

作りやすくなります。

 

同じ姿勢をとり続け、

同じ場所に負担をかけ続けることが、

腰痛を招く一因となるのですね。

 

 

腰痛に悩む男女比

 

 

「腰痛は女性の方が多い」という根拠は、

統計調査にもあらわれています。

 

国民生活基礎調査の結果を見ると、

2013年時点で、腰痛患者は1327万人。

 

その男女比は、ほぼ46

女性に多いという結果が出ています。

 

 

女性特有の婦人科系疾患が

腰痛に影響しやすいというのも、

理由のひとつにあります。

 

子宮や卵巣などは骨盤内の臓器であり、

腰にも近い場所にあります。

 

また、女性に多い便秘も、

腰痛の原因ともなり得るものです。

 

そのほかにも、

家事の動作が腰痛を及ぼしやすい

ということも、理由の一つにあるでしょう。

 

 

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洗濯物干しひとつをとってみても、

洗濯機のドラムから

濡れて重い洗濯物を出してカゴに移す。

 

中腰になって、

カゴから一枚一枚洗濯物を拾い上げ、

洗濯物をハンガーに干す。

という、低いところから重い物を上げ下げする

動作の繰り返しになります。

 

子供の世話や介護などを

女性が担うことが多いというのも、

理由のひとつでしょう。

 

子育てや介護は、抱き上げたり、

ときには排泄の介助をしたり、

 やはり重いものを

中腰で移動させることが多く、

腰の負担が大きくなりがちです。

 

 

腰痛を防ぐためのポイント

 

 

腰痛を防ぐためには、

腰痛の原因となる動作を

見直すことが大切です。

 

かといって、

「腰痛の原因になるから、その動作はやらない」

 というわけにはいきません。

  

デスクワークが中心の仕事も、子育ても、

やらないわけにはいかないものです。

 

ならば、腰痛になりにくい

動作の方法を学びましょう。

 

中腰になる動作はさけ、

膝を曲げてしゃがんで物を持ってから

立ち上がるようにすると、

腰への負担は小さくて済みます。

 

デスクワークなどで長時間座っている方は、

足を組まずに背をのばして

姿勢よく座ることや

適宜立ち上がり、柔軟体操をおこなうことで、

腰痛の予防に努めることができます。

 

筋肉が固くならないよう、

血流をよくして

冷やさないようにすることも大切です。

 

ですが、まさに炎症をおこして

痛みを感じているときには、

炎症を鎮めるために

冷やすことが必要な場合もあります。

 

温熱療法については、

医師に相談して行いましょう。

 

 

腰痛は、なりやすく、かつ治しにくい、

慢性的になりやすいものです。

 

腰痛になるような方は、

腰に負担になりやすい動作が、

すでに身についてしまっている可能性もあります。

 

 

 

そうなると、改善するのは

なかなかに難しいことでしょう。

 

ですが、高齢になってくると

骨も脆くなり、

圧迫骨折や脊柱管狭窄症といった疾患へと

つながってしまう場合もあります。

 

腰痛が気になったそのときから、

動作の見直しをして、

 

腰痛の予防に努めることが大切です。

 

 

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