意外と知らない長ネギの真実! 青い部分の栄養価は凄まじかった!?
スポンサーリンク
寒い季節に欠かせないのは
何と言ってもお鍋。
そして、お鍋に欠かせない具材といえば、
やっぱりネギですよね!
一般的には、
東日本では「白ネギ」
西日本では「葉ネギ」
が主流のようですが、
お鍋と言えばやっぱり白ネギです。
最近では白ネギでも
京都の特産「九条ネギ」や、
群馬の特産「下仁田ネギ」など
様々な種類が出回っています。
いろんなネギのおいしさを比べるのも
楽しいですよね。
そんなネギですが、
先の青い部分と下の白い部分で
栄養価に違いがあることを知っていましたか!?
なんと青い部分には、
白い部分にはない栄養素が
たっぷりと含まれているんです!
「白いところだけ使って、青いところは捨てている」
というアナタ!
知らず知らずのうちに、
とてももったいないことを
していたかも知れませんよ。
本日は青い部分に含まれる栄養素と、
その効果をご紹介していきましょう。
長ネギは青い部分の方が栄養価が高い!?
そもそも長ネギの白い部分は、
主に土の中で伸びた部分。
それに対して青い部分は、
土の上でお日様に当たっていた部分です。
そう考えると、
青い部分の方が栄養素が多いというのも、
納得できませんか!?
なんと、分類的には1本のネギでも
白い部分は「淡色野菜」、
青い部分は「緑黄色野菜」
になるんだそうです。
これは驚きですね。
では、それぞれの部分に含まれる栄養素を
見ていきましょう。
まず、ネギの白い部分と青い部分、
両方に含まれる栄養素。
その中で代表的なのが、「硫化アリル」です。
「アリシン」とも言います。
ネギの辛味とあの匂いは、
この成分によるものです。
スポンサーリンク
硫化アリルは、
ビタミンB1の吸収を助ける働き
が代表的です。
納豆や豚肉と一緒に食べると、
効果的にビタミンB1をとりいれることができるので
おすすめですよ。
また硫化アリルは、新陳代謝を活発にします。
さらに殺菌作用もあるため、
免疫力を高め、風邪の予防や
ダイエットにも効果があります。
疲れた時にたまってくる
「乳酸」を分解してくれるので、
疲労回復の効果も期待できます。
いいことづくめですね!!
次に、青い部分に含まれる栄養素を
見ていきましょう。
青い部分に多く含まれているのが、
「βカロテン」です。
これは緑黄色野菜に含まれる
貴重な栄養素です。
βカロテンは、体内で吸収され、
ビタミンAに変化します。
ビタミンAには粘膜を形成する働きがあるので、
お肌を整える効果があります。
またβカロテンは、
抗酸化作用がとても高いのです。
もし紫外線をあびてしまっても、
メラニン色素の発生を抑えてくれます。
それに、老化の原因になる活性酸素も
βカロテンが無害化してくれるんです。
美肌やアンチエイジングに
効果絶大なんですね!
また、青い部分には「葉酸」という
栄養素が含まれています。
葉酸は、緑黄色野菜の他、
豆やレバーにも含まれる栄養素です。
細胞分裂を促進する働きがあり、
新陳代謝アップには欠かせません。
また葉酸は、
貧血改善にも大きな効果がありますよ!
妊婦さんには特に必要な栄養素です。
サプリでとる人も多い葉酸ですが、
ネギの青い部分に多く含まれていたとは
驚きですね!
最後に、ネギの青い部分を切っていると、
糸をひくことがありますよね。
あのネバネバの成分は
「フルクタン」という物質です。
あまり馴染みのない名前ですが、
このフルクタンには免疫力を高める効果
があります。
風邪やインフルエンザの予防に、
ぜひ取り入れたい栄養素なんです!
長ネギの青い部分を効率よく摂取する!
その切り方や使い道とは?
さて、ネギの青い部分に、
積極的に摂取したい栄養素が
たっぷり含まれていることがわかりました。
でも、青い部分は匂いも強くて、
硬さも気になりますね、
青い部分を無駄にせず、
おいしく効率的に栄養素を摂取するには
どうしたらいいのでしょうか。
ネギの青い部分の栄養素を吸収しやすくするには
細かく刻むと良いですよ。
また、アリシンによるネギ独特の匂いと辛味は
加熱することで甘味に変わります。
ですので、細かく刻んで加熱する
食べ方がおすすめです。
また栄養素は、
調理後どんどん働きが弱まっていくため、
調理したらできるだけ早く食べるのが効果的です。
今日からネギは青い部分もムダにせず、
元気でキレイになりましょう!
スポンサーリンク
最近のコメント