狭心症の治療法とは?カテーテルって何?現代の医療は進歩している!

 

 

 

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医学は、日々進歩を続けています。

江戸の時代に蘭学が伝播され、

そこからは目覚しい発展を遂げている分野です。

 

大昔は体にメスを入れて

手術をすることさえできなかったのが、

麻酔をかけて

外科手術を行うことができるようになり、

 

現在では内臓の移植などの難しい手術や、

体を切り開かなくても

内臓などの手術をすることもできるようになりました。

 

 

ネットの普及により、

専門家でなくても

知識や情報を得ることが容易くなった現代では、

 

 

専門用語や、よくわからない言葉も

自分で調べて

理解することができるようになりました。

 

 

進歩する医学について理解を深め、

いざという時に

うろたえなくて済むようになりたいものですね。

 

 

そもそも狭心症とは?

 

狭心症は、なにかの理由で、

心臓へ続く太い血管がつまり、

心臓に血が送られなくなる疾患です。

 

心臓は、全身に血液を送り出す

ポンプのような役割を持っていますから、

心臓が機能しなくなるとなれば

大変な事態になります。

 

心臓につながる太い血管は、

冠動脈といいます。

 

その血管が詰まってしまう原因として、

よく言われるものは、動脈硬化です。

 

硬くなって柔軟性を失った血管は、

アテロームという脂肪組織の沈着によって

血が流れるスペースが狭くなり、

詰まりやすくなります。

 

アテロームが血管から剥がれて、

詰まる原因となる物質になってしまう場合もあります。

 

 

狭心症とは、血の流れが悪くなる状態が

数分から数十分悪くなる、

一時的なものです。

 

一時的なものとは言え、

胸の痛みや圧迫感を生じます。

 

血流が完全に止まってしまい、

心臓の組織が壊死してしまうと

心筋梗塞になります。

 

 

その治療方法は?

 

狭心症を治療するには、

血の流れを阻害している原因を、

取り除いてやらなくてはいけません。

 

服薬で血をサラサラにして流れを良くしたり、

血管を広げて血が流れる通り道をつくってやる

内科的な治療法もあります。

 

また外科的な治療としては、

医学の進歩により、

体を切り開かなくてもおこなえる

カテーテル手術というものが普及してきました。

 

開胸せずにおこなう手術なので、

体の負担は少なくて済みますし、

入院期間も開胸手術に比べれば短くて済みます。

 

 

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カテーテル手術は、

心臓から離れた太い血管に管を入れ、

血管の中を進み、

 

詰まりの原因となっている場所まで

管を伸ばしてアプローチする方法です。

 

狭くなっている血管に、

ステントという補強材を入れて膨らませ、

血管を広げる方法です。

 

他にも、詰まってしまった血管以外の

血の通り道をつくる

バイパス手術などもあります。

 

内科治療にしろ外科治療にしろ、

担当医の説明をしっかりと聞き、

疑問や不安があれば相談をして、

自分が納得できる治療方法を

選択することが重要です。

 

 

治療後の生活

 

カテーテル手術をして、

詰まりがおこっている場所の治療はできたとしても、

その原因はなくなってはいません。

 

詰まりができていて治療したということは、

詰まりができる体になっているということです。

 

 

手術をしてその部分の詰まりを解消しても、

体自体は変わっていません。

 

血圧や血流に気を配り、

服薬などで管理をし、

術後の体の調子を観察し続けることが必要になります。

 

 

また、手術をおこなった場所に異常がないかどうか、

定期的に検査をすることが大切です。

 

飲酒や食事などの食習慣や、

睡眠・喫煙・運動などの

生活習慣に注意をすることも重要です。

 

特に塩分の摂取については、

日本人の食事では増えがちですから、

注意が必要です。

 

心臓は、生きるためにとても重要な臓器です。

 

どのような治療をおこなったとしても、

それで全ての不調が完治するわけではありません。

 

治療前よりも生活習慣に気をつけて、

再発の防止に努めましょう。

 

自分の体を守るのは自分だという、

自己管理する意識を持つことが大切ですね。

 

 

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