火山の噴火はこうやって起こる!その仕組みを知れば対策も取れる?

 

 

 

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地震・雷・火事・オヤジ。

 

これらは「おそろしい」

ものの代表格ですが、

この中に噴火は入っていませんね。

 

火山の多い日本にとって、火山の噴火は

とてもおそろしいものであるはずです。

 

火山の噴火でおそろしいのは、

流れてくる溶岩や、飛んでくる火山岩です。

火山灰による被害も相当なものです。

 

噴火を抑えることはできませんが、

噴火の仕組みを知ることで、

被害への対策を

とることはできるかもしれません。

 

 

どうやって火山はできるのか

 

日本には、有珠山、阿蘇山、

御嶽山、三宅島に霧島などなど、

今なお

活動を続けている火山はたくさんあります。

 

 

 

箱根の山や富士山だって、

噴火してもおかしくはない火山のひとつなのです。

 

 

地球の表面は、

何枚ものプレートが

パズルのように組み合わさって覆われています。

 

 

このプレートは、

長い年月をかけてズルズルと動き、

下になったプレートが

どんどん地中の奥深くに潜り込んでいきます。

 

 

このときに一緒に潜り込んでしまった水が、

プレートの奥深くにある地中の物質を溶かし、

マグマを作り出します。

 

 

このマグマが、

地球の表面に向かって浮かび上がっていき、

地表を盛り上げて火山を作り出すのです。

 

 

火山噴火の仕組み

 

噴火には、大きく分けて3種類あります。

 

まず、マグマがどかんと押し出される、

マグマ噴火

 

これは、地中深くにあるマグマが

だんだんと地上に押し出されてきておこる噴火です。

 

 

もうひとつは、水蒸気噴火

 

マグマが地上までは出てこずに、

水蒸気だけが地表にボフンと出てきます。

 

 

 

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地面の奥深くで

マグマにあたためられた水蒸気が膨張し、

地表を押し出すことで爆発します。

 

三つ目が、マグマ水蒸気噴火で、

マグマ噴火と水蒸気噴火が

合わさったものです。

 

北海道にある有珠山は、マグマ噴火でした。

紅葉のシーズンで

被害の大きかった御嶽山は、水蒸気噴火です。

 

島民全員が

避難をしなくてはいけなかった三宅島の噴火は、

マグマ水蒸気噴火です。

 

 

 

どの噴火も、

「このタイプだからこわくない」

というものではありません。

 

噴火の規模が小さそうだからとあなどれば、

大きな被害にもつながります。

 

 

噴火を予測することはできるのか

 

噴火の予測はとても難しいと言われています。

 

噴火の前兆として、

地震や雷、山の表面がふくらむ

などが挙げられていますが、

 

これが起こったからといって

かならずしも噴火がおこるわけではありません。

 

ほかの原因でも、

地震や雷などはおこるからです。

 

噴火の危険が高い火山は、

地震の観測や

山の表面の観察を続けられています。

 

観測で得られた情報をもとに、

警戒レベルを設けていますが、

 

それでも、

「噴火の危険があるかもしれないから、

警戒してください」

と注意を呼びかけることしかできない状況です。

 

 

 

それでも噴火を予測して

被害を抑えられた火山はあります。

 

 

北海道の有珠山がそうです。

 

マグマ噴火は、

噴火のまえに地震が起こるので、

比較的予知しやすい

 

といわれていますが、

それでも噴火が

予知できたのはすごいことです。

 

油断せず、知識と経験のある方が

観測を続けていたために、

噴火の予測ができたとされています。

 

どんな災害でも、

自然が起こすことは、

完全に予測するのは難しいものです。

 

火山の噴火は、

噴火の兆候があっても噴火するとは限らず、

予測が難しいものです。

 

火山については、せめて、

「活動が活発になっている

と観測されている」

と報道があったら、

その動きに気をつけておくようにしましょう。

 

 

いつ災害が起こっても

対応ができるように、

日頃から備えておくことが大切ですね。

 

 

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