高齢者の脳トレにはこんな体操がおススメ!これで心も体も超スッキリ
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超長寿高齢社会…といえば、
気になってくるのは自分の老後。
「長寿」
という言葉の響きはめでたいけれど、
少子化の日本では、
高齢者を支える
若者世代の人口割合が少ないのです。
安心して老いることは、
できない状況となっています。
ならば、
老いても若々しく健康でいられるように、
一人ひとりが工夫しようではありませんか!
心も体も元気でいられるように、
認知症対策もできる体操をご紹介いたします。
脳トレとは?
脳トレとは、
脳に運動してもらうためのトレーニングです。
人間の脳は、
多少の個人差はあるとしても、
概ね1.2kgから1.5kgといわれています。
体重との比率から考えてみると、
結構な容積を占めていますね。
そして、この脳が働くためには、
血管が運んでくれる栄養がとっても重要です。
脳が栄養にできるのは、グルコースと酸素のみ。
このふたつがなければ、脳の細胞は
あっという間に死んでしまいます。
脳は、その部位によって、
いろいろな役割をもっています。
目から見たものを認識したり、
耳から聞こえた音を理解したり、
しゃべりたいことを考えて
口や舌を動かすように指示をしたり、
その働きはとても複雑です。
当然、使わなければ、
それらの機能は弱っていきます。
認知症のメカニズムは、
まだまだ解明されてはいませんが、
それでも脳をよく使うことが
認知症予防に役立つということは、
さまざまな場所で提唱されています。
脳トレになる体操
脳トレ、とは言っても、
脳で考えることだけが脳トレではありません。
もちろん数学のプリントやパズル、
塗り絵なども立派な脳トレです。
自分の頭で考えて、
数字や文字・色の構成などを組み立て、
紙に書いて自分が考えたことを表現する…
この一連の動作は、
脳にとってもよい運動になります。
ですが、
机に座ってじっと取り組むだけが
脳トレというわけではないのです。
たとえば、お料理!
献立を考えて、調理の手順を組み立てながら、
手を動かしたり
移動したりしながらお料理を作ります。
動かしているのは体ですが、
立派な脳のトレーニングです。
この考え方でいくならば、
体操だって立派な脳トレになります。
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国立長寿医療研究センターで推奨されている、
コグニサイズ
というものをご存知でしょうか。
ざっくりと言ってしまえば、
「頭で考えながら、体を動かす」ことです。
しりとりをしながらウォーキングをしたり、
歌を唄いながら
それに合わせた振り付けを踊ったり、
「頭で考えながら体操をする」ことが、
脳にとても良いとされています。
例えば、
踏み台昇降やその場での足踏み運動などを、
唄いながらリズムに乗ってやってみましょう。
手拍子を入れても良いですね。
リズムと歌詞を意識するだけで、
これは立派な脳トレになります。
体操をする際の注意点
体操をするときには、
まず、
自分の体の注意点を知っておきましょう。
膝や腰など、関節には
どれくらい負担をかけて大丈夫でしょうか。
心臓など、
運動で負荷をかけすぎてはいけない病気は
持っていませんか?
運動するときに
注意しなくてはいけないことについて、
医師からはなにも言われていませんか?
運動をすることで、
かえって体に悪い影響を与えてしまっては
困ります。
痛みや苦痛がないかどうか、
自分でも気を付けておきましょう。
また、
周囲に危険がないかどうかも気を付けましょう。
ぶつかるものがないかどうか、
転倒したりしないかどうか、
注意が必要です。
できれば、
一緒にやってくれる仲間がいると良いですね。
水分補給も大切です。
運動をすると、
意外と体力を消耗し、
気付かないうちにも汗をかきます。
一遍にがぶ飲みすると
お腹が重くなってしまいますから、
こまめに一口ずつでも
水分を摂ることが大切です。
トレーニングというものは、
思い立った時に瞬間的に頑張っても、
あまり意味はありません。
まとまった時間の運動を、
できるだけ長く続けることで、
やっと効果が期待できるようになります。
もちろん、
運動を始めた翌日に
すぐ効果を得られるというわけではありませんから、
長く続けるための
努力や根気も必要になります。
ですが、
未来の自分の体の健康は、
他でもない自分の努力にかかっています。
今日「運動をしようかな」
と思い立ったのなら、
ぜひこの機会に始めてみましょう。
机に座ってもくもくと取り組むよりも、
体もいっしょに動かす脳トレなら、
楽しく続けられるかもしれませんよ。
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